頭の固いおじさまには、ご隠居願えないものかなあ

ちょっと気を抜いて、気楽に雑文を書くね。

ANY って知ってる?朝日・日経・読売の3新聞が共同でニュース配信サイトを作るとか。
(ANY て朝日・日経・読売の頭文字だよね?やれやれ・・・センスないなあ)

基本的には、池田センセの新聞社サイトの囲い込み競争という記事に同意。まあ、池田センセでなくても、ネットの住人ならだいたい似た感想を抱くのではないかと思う。

そして、この記事を読んでぶったまげる。
朝日・日経・読売が提携 「ネット活用で紙の新聞を維持」

マジかよ。ホントに「ネット活用で紙の新聞を維持」なわけ?「紙の新聞からネットへのスムーズな移行」の間違いかと目を疑ったよ。

実際、手を動かしてこのサイトを作っているのは、ネットリテラシーの高い若い人なんだろうけど。「こんなの本当にダメダメだよなあ」とかため息をつきながら、作ってる姿が目に浮かぶようだ。本当に、お気の毒です。いま経営判断を下すおじさま方は近々定年をお迎えになって、社会の表舞台から去るけど、失敗の尻拭いをするのは、これからの若い人たちだからなあ。

でもさ。いまの日本は、どの産業のどの会社でも、これに似たりよったりの状況だと思わない?

僕の場合、10年前、20代の後半だったころは、こんな状態にマジでぶちきれてた。でも、いまはすっかりあきらめてしまっているかも。日本経済の衰退は不可避の情勢みたいだ。日本が50年前高度成長に成功したまったく同じ要因が、いま成長のまさに足かせになっているね。実質、年功序列が残り、大企業の幹部は60以上のおじいさんばかり、とかいうのも、もうすこし変化が緩やかな時代には、長老の知恵がでてよかったんだろうけど、いまみたいな変化の激しい時代では、返って逆効果。だって若いころの経験っていまや実際にはほとんど役に立たないのに、それにしがみついているようなおじさまが多いみたいだから。(実際はどうか知らんけどね)

仕方ないんだろうな・・・。どこかの国が勃興するときには、別の国は没落していくのは、歴史の必然なのかもね。この前提に立った上で、自分の身の処し方を考えることにしよう。