Rails Workshop

今日は、新橋で Kanta さんが世話人として開催している Rails Workshop に久しぶりに行って来た。会場になっているビルが「昭和の香り」をあまりに強烈に放っていて驚愕。新橋というところはきっと昭和のある時点に絶頂期をむかえ、その後進化の袋小路にはいりこんだ街なのかも。

参加者は、私と Kanta さんのほかに2名ほどいました。出入り自由でかつ自習アリ雑談アリということだったので、Kanta さんに話しかけたところ、話がとまらなくなり、あっという間に22:30を迎えてしまった。Kanta さんと話内容の概略をメモ。

1. Rails 2.0 の話

いちおうこの話をメインにするつもりだったものの Kanta さんの「そんなに変わっていませんよ」の言葉であっという間に完了。scaffold がプラグイン化されたというのも generator の scaffold のことではないとわかり、一安心。あと見た目で変わったのは view のファイルの拡張子が .rhtml => html.erbになったくらいですかねー、というお話。ちなみに Kanta さんは最近 Aptana のことは追っかけていないらしい。

2. coLinux

coLinux は動作原理はやや怪しいが、ちゃんと動くよ」という話。他の参加者の方は coLinuxVista に入れようとして苦労してようだが、最終的にはうまく行ったらしい。でも、やっぱりなんか coLinux って不安だけどなあ。VMWare のほうが安定してるのでは?参考:「VMWarePlayerとcoLinux、使い勝手を比較して」

3. SI 業界の話

これが一番盛り上がった。Kanta さんも私もこのことに関しては危機意識が共通している。SIer がどうしようもなく終わっているという認識では一致したのだが、じゃあそこからどうしようかという部分の話が面白かった。SIer の最大のお客さんは製造業だと思うのだが、SIer の重層下請け構造は、製造業の重層下請け構造に呼応しているのではないか、という指摘はあらためて気づかされるものがあった。「StarLogic の羽生さんは、中小企業を顧客として取り込むというけど、そういうマーケットがどれくらい大きいのか、数字で表現したいね。統計はどうやって調べることができるのか」と Kanta さんは言っていたが、私もちょうどそういうことをしなくちゃな、と思っていた矢先だったので深く共感。問題意識を同じくするもの同士で業界研究的な勉強会とか立ち上げたら面白いかな、とか思った。つか、なんかアクションは起こしたい。