今年の抱負
抱負
3月1日にもなって、何が今年の抱負や!と突っ込まれそうだが、ようやく今年の抱負を書く余裕が出てきたので、ここに記したい。
今年は、次の2つのことを中心にやって行きたい。
1. プログラミングスキルを向上すること
これは、私のビジネスの基本であるので、大切にしていきたい。プログラミングの世界に本格復帰したのは、実は1年前。そのまえは、プロジェクトマネジメントをやっていた。化石化した自分のプログラミングスキルに情けなさを感じ、自分の知識の「現代化」を図った。そのための乗り物(vehicle)として選んだのが Ruby on Rails だったが、それはいい選択だった。おかげで、私のWeb プログラミングに関する知識は 2006 年あたりまで来たと思う。(モノによっては、2008年といってもいいかも)あと、1年がんばることができれば、ほぼ現代化を実現したと言えるだろう。サーバ側の知識は、Rails のおかげでだいぶ身についたので、いまはクライアント側の Javascript/DOM/CSS 系の知識を貪欲に吸収している。正直、ブラウザ間の非互換性など頭の痛い問題が多く、Rails をやっていたときのような快適さはない。そのうち慣れるだろうが。あとは Flash をやれば、ほぼ Web プログラミングについてはほぼ全部やったといえるだろうが、そこまでやるかどうか。
2. 自分の思いをつづる文章を書くこと
個人的には、こっちのほうが重要だったりする。私は、自分の人生においてずっと欲求不満を感じていたのは、自分の思いを他者にうまく伝えられない、ということだった。私は、たぶん感受性が強いほうで何を見聞きしてもいろんなことを感じるのだが、その100分の1も表現できない。なんとか、この地獄のような状態から抜け出して行きたい。今年に入ってから「シリーズ日本」ともいえるような文章をいくつか発表した。正直、内容はかなりつたないと思う。それでも、表現しないと発狂してしまうので、なにふりかまっていられない感じだ。実際、こう思う。重要なのは、自分の思いを正しく他者に伝えることであって、文章の技術的巧拙はどうでもいいのではないか、と。私には、三島由紀夫のような華麗な文章は一生かかっても書けないだろう。でも、私は三島由紀夫ではないのだから、それは必要ではないのだ。私は、私の言葉を使って自分自身を表現すればいい。ようやく、最近になってそんな風に思えるようになってきた。自分の知らない言葉はいずれにしろ使えはしないからね。
文章を書く目的には、3つほどある。
- 1つは、上で書いたように、とにかく自分の思いを外に出してガスに抜きしないと頭がカオスになってしまうということ。
- もうひとつは、書くということは、自分の考えをまとめるのに実に有効であることに、最近になって気づいた。特にプライベートな日記ではなく、ブログのように、公衆の面前に文章をさらすのが効果的。他人の視線を意識すると文章が引き締まるからだ。
- 最後に、「人を動かす」ということ。自分の文章がきっかけになって、誰かの役にたったり、勇気を与えることができたらなあ、という希望がある。「人を動かす」というと大げさだが、要するに「ここにこんな人間がいますよ。一緒に価値あることを成し遂げましょう」というシグナルをブログを通じて送り続けたい。そういうことだ。
むすび
今年もよろしくおねがいします。