南寧到着

約20時間の列車の旅のすえ、ようやく広西チワン自治区の首都、南寧に到着。駅前の二星ホテル、迎賓飯店に宿を取る。今日中国最後の夜であるゆえ、やや贅沢をして最上級の部屋に150元(2400円)出すことにする。まあ贅沢で150元なので、いかにバックパッカー根性が染み付いているかわかるというものだ。最上級といえ、一昨日泊まった南昌の大学の招待所の120元の部屋のほうが立派であった。しかし、駅前で交通至便であり、フロントの対応も中国にししてはすこぶるよいので、よしとする。

南寧駅から歩いて10分、友愛南路にある南寧国際旅遊集散中心でベトナムハノイ行きのバスチケットを購入する。150元。パスポートを見せろともいわれず、まるで国内のバスを買うみたいに、あっけなかった。ハノイへ行くには、ラオトン(土+良 東)バスターミナルへ行けということを言う人もネットで見かけたが、おそらく南寧国際旅遊集散中心の方が駅から近いので便利ではないか。

南寧の駅前はもっと雑然としているのかと思ったのだが、実際には人が多いことは多いが、道は広く、むしろ整然としている。日差しは強く、暑い。暑いが、湿度はそれほど高くないので、しのぎやすい。南国の明るい雰囲気がある。人も結構親切だし、なんかこの街好きだな。

明日はついに、中越国境を越え、ベトナムの首都ハノイへ向かう。

南寧駅(写真)http://www.flickr.com/photos/26605052@N06/2921570634/