中国最後の晩餐

今日は中国最後の夜なので、奮発して、よいレストランで食事をすることにした。ホテルの親切な受付嬢が教えてくれたのは、衡阳路と友愛南路の交差点のレストラン街。行ってみると確かに高級なレストランが軒を並べている。その中の雨石閤というレストランに入ってみた。

卒業アルバムのような分厚いメニューを見ながら、半ばあてずっぽうにメニューを選んだ。3皿ほど注文してみなおいしかったが、魚料理が特に美味であった。白身の魚を揚げたものに、酢豚に似た甘酸っぱいソースをからめた料理である。おいしさで気が遠くなりながら、必死な思いで食べ続けた。しかし、当然3皿もあれば食べきれない。このほかにビールを1瓶頼んで、合計 120 元。日本円では 1920 円だが、日本で食べたら余裕で1万円を超えるだろう。満足して意気揚々と店を後にした。

夜の南寧は、南国らしく、人々の熱気があふれて活気がある。人も心なしかやさしい感じがする。チワン族の文化なのだろうか。物価も安いし、また南寧を訪れたいと思ってしまった。

雨石閤の魚料理(写真) http://www.flickr.com/photos/26605052@N06/2921006607/