クリスマス

昨日のクリスマス・イブは、母とケーキを食べた。欧米では、クリスマスはちょうど日本の正月のような雰囲気であり、クリスマス・イブは大晦日に当たる。都会に出て来ている子供たちも、実家に戻り、静かに両親と過ごす。今年、私は、欧米風のクリスマスを過ごしたことになる。

クリスマス・イブは恋人たちが集い・・・なんていう習慣はやめたほうがいい。これは、調べていけば、比較的最近に、日本で商業的に仕組まれた習慣にすぎないことがわかるはずだ。イエス・キリストの誕生日になぜ恋人たちが集まらなければならんのだ?わけがわからん。どうしても、恋人たちで集まりたいのなら、2月14日のバレンタインデーにしたらどうだろう?あれもチョコを送るとかわけのわからんことはやめて、男女を問わず、好きな人に花でもなんでもプレゼントを送ればいいのだ。

今年も、恋人のいない多くの若者たちが無駄なプレッシャーを感じ、肩身の狭い思いをしてクリスマスをすごしたようだ。私は、彼らにいいたい。プレッシャーなんて感じることはないよ、と。そんなことより、友達でも家族でも、自分の好きな人と集まって、思い思いにクリスマスを楽しめばいいではないか。一人で楽しんだっていい。クリスマスは、いまやキリスト教の枠を超えた、一年に一度の世界最大のお祭りなのだから。