「小さな政府」、構造改革、経済成長路線の新党を待望する

衆議院選挙も近いようなので、私も自分の政治的立場を表明しておこう。
というか、次のエントリが完全に私の思いを言い尽くしている。

「小さな政府」、構造改革、経済成長路線の新党を待望する - Zopeジャンキー日記

構造改革という言葉を改めて定義すると、「政府の規制を必要最小限にして、民間活力を引き出し、効率的な経済運営を可能にすることで、国民生活の豊かさを目指す」立場であるといえるだろう。つまるところ、人々が豊かになるためには、少ない手間でより多くのカネを稼ぐしかない。これは生産性を上げるということだ。生産性を上げるためには、政府の不要な干渉をなくし、企業間の競争を促すことが必要だ。

当たり前すぎる話だと思うのだけど、いまの日本では人気のない考え方になっている。「新自由主義」とかいうわけのわからないレッテルを貼られ、攻撃の対象となっている。

新自由主義に反対する人たちの襟をつかまえて小一時間、問い詰めたい。経済的自由主義に反対するのはいい。ではどういう政策があるのか。大きな政府を目指すのか?ならば増税が必要だが受け入れることはできるのか?増税の代わりに歳出の無駄を省くというのなら、行政の効率性を向上するために、抜本的な行政改革が必要だ。その過程で公務員の首を切らなければならないかもしれないが、その覚悟があるのか?

秋には民主党政権が誕生するだろう。しかし、寄り合い所帯の民主党はほどなく崩壊するはずだ。その後の本格的な政界再編の中で、効率的・合理的な経済運営を目指す新党の誕生を期待したい。