将来の夢

31o5 さん「日本の未来は明るいわ」を読んで、最近ネガティブなことを言い過ぎたな、とちょっと反省。

しばらく日本のブログとかあんまり読んでなかったのですが、最近ちょろちょろみていたら、駄目だ論とか、内部の乳繰り合いとかが多くて、確かに駄目だろうなーと私もおもうんですが、駄目なもんを駄目だ駄目だといいつづけたって良くなるわけじゃないし、どんどん気分も落ちるので、ほっとくことにしました。
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て、ことで、悪いことは口にしてもよけい暗くなるだけなので、ほっとくことにします(私には「日本の未来は明るいわ!」とはいえないからほっとく)。その代わり、ASEANアツイよ! 楽しいよ! というのを声を大にしていおう。だってほんとに楽しいもん。

確かに。本当にヤバイことを「そんなことないよ!大丈夫だよ!明るいよ!」と言っても白々しい。とはいえ、本当にダメなものはダメなんだから「ダメだ!」と言っても仕方ない。なので、否定も肯定もしない「ほっとく」というのが正解かもしれない。

私がネガティブなことを言うには、個人的な理由がある(これをバラしておけば、ポジショントークとは言われないだろう)。私は、ベトナムに来ている。それなりに進歩もあるのだが、仕事の方が道半ばで、どうしても不安を抱きやすいのだろう。

あとは・・・日本を舵取りする人たちが「変にポジティブ」だからついネガティブなことを言いたくなるのかも。現状認識のない、過去の栄光にのみ頼った(たぶん間違った)楽観主義。「昔の自慢話はいいから、もっとしっかりしてよ、お父さん!!」と言う感じで。

でもね。確かにネガティブなことを言い続けても仕方ないよなー。そこで、私は、小学生の作文のノリで将来の夢を書いてみることした。

たとえば、10年後。私は49歳。そのときどういう生活をしていたいかと言うと・・・。

  • 仕事で成功している。経営コンサルティングベンチャー投資のような仕事がいいな。経営と技術の両方の知識がいかせるような仕事で、経済や社会についていろいろ考えることができ、いろんなところに行って、いろんな人といろんな話ができる仕事。いくらという具体的な金額はいえないけど、とりあえず一生普通に暮らせるだけのお金がすでにあるといいね。
  • 自分で会社を経営していること。あまり大きな会社にはしたくないだろうな。少数精鋭のスタッフがいて、和気あいあいとやってる感じ。利益を出すのは当然としても、どちらかというと、大学の研究室のような雰囲気の会社にしたい。つまり、社員たちが常に学び、成長していける学校のような会社。優秀な社員にはずっといて欲しいが、独立したい人には支援を惜しまないような会社。別の会社に行っても、いつでもまた戻ってこられるような会社。
  • 興味深い友人たちがたくさんいること。いくら仕事で成功しても友人がいない人生は空しい。ゲストハウスのように何人かの友人とルームシェアができたら楽しいんじゃないかな。ルームメイトは同性でも異性でもいい。どこか暖かいところに住みたい。やっぱり東南アジアかな。

上のような生活を送れたら、私はじゅうぶん幸せだと思う。そこまでに至る道のりがどういうものであるかわからないが、とりあえず目標を持つというのは大切だと思うから。とりあえず「思いつき」を次の瞬間に「できるわけない」と打ち消さないことが大切かも。確かにいまこの瞬間はできないかもしれないが、5年後、10年後のことは誰にもわからないのだから。