電子書籍雑感

近況

ブログを書くと最近反響が多く、つい気が取られて USCPA の勉強がおろそかになると思い、あえてしばらくブログを書かなかった。しかし、ブログを書かないとつい、Twitter への書き込みがヘビーになり、ツィートの数が増えすぎるので、たまにはブログを書いてガス抜きをすることにした(笑)。

ちなみに USCPA の試験は7月6日から10日まで、ハワイで受ける予定。その後、日本に戻ってちょっと滞在するつもり。前回、日本に行ったときは、ブログ読者の方々とオフ会を催した。今回も同様の企画をやってみるつもりなので、よかったらお越しください。そのうち連絡します。

電子書籍について

ソニーが電子書籍端末を国内販売へ、中国など4カ国でも展開

で「ソニーは、KDDI凸版印刷朝日新聞社と組んでやるのか上手くいかなそう」と思っていたのだが、調べてみると、ソニーが出している電子書籍端末の「リーダー」は、欧米では結構良く売れているみたいね。

ソニー「リーダー」を使って考えた 電子書籍端末、日本成功の条件 デジタル家電&エンタメ-最新ニュース:IT-PLUS

もともとソニーは先駆者だったのだから、技術的には確かなものがあるだろう。問題は、コンテンツの流通網をきちんと築けるかだが・・・。もともと日本でやろうとしてコンテンツへの縛りがきつすぎて失敗し、欧米で成功したので、もういちどおそるおそる日本に戻ってこようとするというのがなんだかちょっと悲しい。日本の出版業界はそこまで頑ななんだろうな。

ソニーがネットワークとは何か、ということをきちんと理解している人間に大きな権限を与えることができれば、日本の外ではかなり成功できるかもしれない(日本はちょっと特殊なのでどうなるかはまだ不明)。

「電子書籍リーダー」最新記事一覧 - ITmedia Keywords

を見ると、雨後の竹の子のように電子書籍端末が・・・。こうやってみると、電子書籍が普及するのは案外すぐかもしれない。私のように、いろんな国をさまよっている人間には朗報だ。どこでも本が買えるし、なんせ重くないから。

電子書籍のファイルフォーマットとしてよく聞く EPUB だが、調べてみるとなかなかよさそうだ。

EPUB - Wikipedia

XHTML のサブセットを zip で固めただけかあ。これはオープンでいいや。

アマゾン・キンドル - Wikipedia

では EPUB が使えないようだ。だが、やはり端末としては一番魅力的なように感じる。とりあえず電子書籍が安く手に入ればどこでもいいような気がする。EPUB はこれから事実上の標準になっていきそうだから、いずれ Kindle も対応せざるをえなくなるだろう。

DRM をファイルにつけるのもいいけど、だいたい上手くいかないよね。EPUB電子書籍の世界の "mp3" になっていくのかな?そうするとやはり電子書籍の世界の "Youtube" が現れて、いずれ全ての電子書籍が free になっていくのではないだろうか。

世の中は iPad で盛り上がっているようだが、私は正直あまりピンとこない。それよりも、本を読むことに特化した Kindle に魅力を感じる。試験勉強が終わったら、買ってみようかな。