勉強会 第16回


Rails 勉強会に参加した。前半は、RSpec 後半は ActiveRecord に関するセッションだった。
たまたま二つとももろはしさんオーナーのセッションだった。


RSpec に関しては、もろはしさん熱い布教活動(?)を受けた。私の理解では、RSpecJUnit のようなテストユニットに似ているが、Behavior Driven Development (BDD) という考え方に基づいて作られており、テストというより仕様を機械的に記述することを目標にしているようだ。思想的な背景はよくわからないが、アジャイル開発におけるテスト駆動開発を思想的に純化させたもののように思える。なかなか興味深かった。


もろはしさんは、ActiveRecord の関連テーブルがらみでいろいろ不明な点を持っていたらしく、それを検証するのがセッションのメインとなった。たしかに私にとっても、has_many, belongs_to とかで他のテーブルと関連を持たせたときの更新系の処理がどうなっているのかなかなかわかりづらかった。やはり、ここらへんの動きは、テスト(あるいはRSpec) で記述しておくと頭が整理されるような気がする。


それにしても・・・私は正直、他の O/R マッパーをよく知らないが、ActiveRecord はため息が出るほど美しい。純粋主義者はいろいろ文句をつけるのかもしれないが、いま私のしている泥臭いプログラミングに比べたら・・・。いったい Rails のようなフレームワークを世間はどう受容していくのだろうか?そして、その先にはどんな世界がまっているのだろうか?


もろはしさんの、わたしたち初学者への気配りも印象的だった。ありがとうございました。