2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

英語上達の秘訣は発音練習にある

Lilac さんの英語教育に関する問題提起が論議を呼んでいる。日本の中高の英語教育がマイナスにしかならない件について - My Life in MIT Sloanどちらが原因か結果かわからないが、日本が内向きであることと日本人の英語力の乏しさは強い相関関係があるに違い…

Google を追放した中国政府の心を理解しよう

今日の弾さんはいいことを言っている。404 Blog Not Found:中国のない世界Google が中国を去ったそうだ。いま google.cn にアクセスすると google.com.hk(香港)にリダイレクトされる。中国には、何年も前から万里の長城をもじってグレート・ファイヤーウォ…

Twitter で投げ銭ができれば、世界が変わるかもしれない

気持ちはわかります。気持ちは、ね。日本のためにならない「FREE」礼賛論を疑え! | 岸博幸のクリエイティブ国富論 | ダイヤモンド・オンライン人類の歴史で、純粋な情報そのものが売買されたためしがあったのかな?私たちはいままで、実のところ、一定…

日本に「シンガポール」を作ろう

日本に道州制を導入しようという話が出て何年経過したのだろう。推進論者の大前研一氏などいまだに意気軒昂だが、近い将来に実施される見込みのない実りのない話だ。結局のところ、この国は現状維持を望む人が多いのだ。現状維持を望んでいる人々が多数派で…

日本の未来は明るい!

Lilac さんが、日本ではなぜクリエイティブな新興企業が生まれにくいのか考察する。日本や欧州にシリコンバレーが出来ない理由とその対策 (1/2) - My Life in MIT Sloanポール・グレアムは私も大好きで、彼の書いたものはたくさん読んだ。このエントリの中で…

日本に「明治維新」は再びやってこない

今年の NHK の大河ドラマは、坂本龍馬が主人公らしい。そのせいか「私は坂本龍馬になりたい」とか言う政治家が出てきたり、龍馬の話題で日本はなかなかにぎやかなようである。私は、歴史小説家の司馬遼太郎のファンで、彼の作品「竜馬がゆく」は昔からの愛読…

日本経済が復活するためには、大企業の改革は必須

MIT で MBA 修学中の Lilac さんが「勇気ある」問題提起。労働の流動性は、いま焦点の問題だからね。日本企業が復活するためには、労働の流動化は必須 - My Life in MIT Sloan日本企業が大胆な事業改革を行うにあたって、人員整理が避けられないが、人材の流…

就職氷河期は新しい日本の始まり

ちきりんによる、芸術的な域まで高められた煽り。就職氷河期 サイコー! - Chikirinの日記これに対するはてなブックマークの反応はすごいことになっている。こんな総タタキみたいになっているはてブは久しぶりに見た。はてなブックマーク - 就職氷河期 サイ…

ワークシェアリングとしての労働流動性

ベトナムの若い人たちの中には、実にしょっちゅう転職している人たちがいる。しかし、そんなに悲痛な感じはしない。それは、すぐに新しい仕事が見つかるからだ。次の仕事があると信じられる人にとっては、仕事と仕事の間の休みはよき充電期間になる。その間…

日本の中枢部から老害を排除できたら日本は圧倒的に一人勝ちする

問題点の分析はよい。しかし対策は至って陳腐。はてなブックマークで話題になった、経済産業省による日本経済の悲惨な現状を分析した文書。■現状分析→ 資料6 日本の産業を巡る現状と課題(PDF形式:2,680KB)■政策提言→ 参考資料1 成長戦略骨子(PDF形…

必要なのは「日本企業」ではなく「日本人を雇ってくれる企業」

読んでいて心が痛くなってきた。 「正社員採用、10年度なし」47.5% 働くモノニュース : 人生VIP職人ブログwww若者たちの阿鼻叫喚が聞こえる。なぜ自分たちがこんな目に遭わなければならないのか、と。生まれてからこの方いい事など何もないと。彼ら…

コミュニティとしてのゲストハウス

私は5年前から2年間ほど、東京のゲストハウスに住んでいた*1。東南アジアでゲストハウスといえば安宿のことだが、日本の場合は共有スペースのあるアパートのことである。私の住んでいたハウスには、30ほどの部屋があった。ハウスの中央には合わせて30…

日本の組織はなぜ人を切れないのか

前回のエントリアメリカの組織から日本の社畜問題について考える - Rails で行こう!で現代日本の最大の社会問題は、滅私奉公・転職困難という「社畜」問題かもしれない、と述べた。中小企業には比較的人材の流動性はあるが、日本経済を支配する大企業の人事…