RMagick インストール
RMagick をインストールするのあれこれ前後して大変だった。しかし、さもさくっと終了したかのように書く。
RMagick は ImageMagick の Ruby インターフェイスであるから、まずは ImageMagic をインストールする必要がある。yum や aptitude などを使ってパッケージからインストールできればそれに越したことはない。私の環境では依存性のことをいろいろ言われてうまくできなかった。どうやらそういう人は多いみたいだ。
ここの話を参考に、ソースコードをコンパイルしてインストールすることにする。ImageMagick はあれだけ巨大なくせに、jpeg と png のライブラリが付属していない。それはそれぞれ別のところから持ってこなければならない。
JPEG | The Independent JPEG Group's JPEG software | ftp://ftp.uu.net/graphics/jpeg/jpegsrc.v6b.tar.gz |
PNG | libpng | http://www.libpng.org/pub/png/libpng.html |
それぞれコンパイル・インストールする。その後、ImageMagick をダウンロード・インストール。このとき、JPEG のライブラリ・ヘッダファイルへパスを通すことを忘れずに。
% ./configure CPPFLAGS="-I(jpeg-6b_dir)" LDFLAGS="-L(jpeg-6b_dir)" % sudo make install CPPFLAGS="-I(jpeg-6b_dir)" LDFLAGS="-L(jpeg-6b_dir)"
みたいな感じ。
% sudo gem install rmagick
これでうまくいくはず。しかし私の場合、ドキュメントの生成に失敗してエラー終了してしまう。仕方ないので、gem のパッケージがインストールされた場所に行って、無理やり make install する。すると、どういうわけか、RMagic は /usr/local/lib/ruby/site_ruby/1.8 の下にインストールされる。
まあ大変ですな、ということで。総工程3時間はかかった。