キャッシュサーバ Squid

自分でキャッシュサーバである SquidLinux にインストールしてみたので、メモ。

インストール

本家ダウンロードサイトから、Version 3.0 STABLE5 というソースコードを入手した。
解凍・コンパイル・インストールを行った。やり方はごく普通で、

% ./configure
% make all
% sudo make install

付属のドキュメント INSTALL に目を通すこと。

使用開始

本当は /usr/local/squid/var/squid.conf をいろいろ編集すべきなんだろうが、まずはデフォルトのままでも動く。

% sudo /usr/local/squid/sbin/squid -z 

でキャッシュディレクトリの作成。/usr/local/squid/var/cache 以下にいくつものディレクトリが作られる。この cache ディレクトリは squid が実際に稼動するときの権限(普通は nobody) で書き込みができないとマズイ。

% sudo /usr/local/squid/sbin/squid

squid が動き出す。

情報源

Proxyキャッシュサーバ設定術―Squidの設定に大体書く尽くされている。これを参考にして設定を行った。

つまずいた点

私の場合、デフォルトの設定ファイル /usr/local/squid/etc/squid.conf によると、ローカルからこのキャッシュサーバにアクセスできなかったので、ためしに、第615行付近で

#http_access allow manager localhost
#http_access deny manager

のようにコメントアウトして、代わりに

http_access allow localhost

を入れてみた。設定ファイルの再読み込みは、

% /usr/local/squid/sbin/squid -k reconfigure

で OK。

これでローカルからアクセスできるようになったけれども、なんだかキャッシュサーバがキャッシュをしていない模様。(無意味だ・・・)もうちょっと調べる必要があるね。