未来社会
私は文章が苦手だ。文章、それもかっこいい文章を読むのは大好きだが、それとつい自分の文章のつたなさを比較してブルーになる。とりあえず、これからの社会が向かう方向性について、箇条書きで書いておく。
- Second Life は未来のオペレーティングシステム。Second Life ライクなサービスは、PC のグラフィック性能を貪欲に吸収しつつ、進化を続ける。アバターは独立した人格を認められる。Second Life ライクシステムのうちもっとも大きな勢力が、Microsoft Windows のようにネットワーク外部性の力を借りて、世界に君臨する。しかし、追随する Second Life ライクシステムもアバター情報の互換性を保障して、これに対抗する。Second Life は、Brain Machine Interface(脳と機械を結ぶインターフェイス)と通じて、人間と機械が完全に統合される未来社会への第一歩である。いわゆるサイバーパンク作品をきちんと読んでみるか。(攻殻機動隊は初めて見たときからすごいと感じ入っていたけど。)ギートステートのゲームプレイ・ワーキングは間違いなくこの Second Life ライクな 3D サイバースペースで実現しているだろう。人間によるフォーム認証用のランダム文字列の読み取り能力を OCR 性能向上に役立てようという reCAPTCHAはその萌芽だ。
- 著作権は完全に終わっている。それに変わるルールがデジタル著作物の生産者=消費者(プロシューマー)の利害を調整する。そのルールは基本的に、大量に同時多発的に複製されながら、サイバースペースをどこまでも拡散していくデジタル著作物の特性に素直なものとなる。そのルールが確立されたとき、経済は爆発的な成長を遂げる。その衝撃は、初めて大量生産の工業製品が流入してきた産業革命初期のそれに匹敵する。
- もちろん日本の携帯電話は終了。
続きはあとで。