英語ブログのすすめ

2回にわたって「アメリカで就労ビザ取るの滅茶苦茶難しいよ〜!」というエントリをお送りした。しかし、絶望することはない。これは私のようなフリーランス的な立場の人間が個人の資格で行こうとした場合のこと。いまでも多国籍企業の従業員となって、アメリカに駐在員として派遣されるという道は残っている。(たぶん L-1 ビザに該当)

でもね、こうも思うのだ。このインターネットの時代にアメリカに物理的に行かなければならないの?とも。アメリカの移民局が「おまえら、アメリカに来るんじゃねえ〜!!!」と全力で叫んでいるご時世なのだ。「シリコンバレーなんて、行きたくなんかないんだからね!」とツンデレのひとつもしてみたくもなる。われわれにはインターネットという武器があるのだ。これをフル活用しない手はないではないか。分裂君の「Jシリコンバレー」ならぬ「V(バーチャル)シリコンバレー」をネット上で創ればいいのではないか?

私が初めてカナダに渡った1999年にはブログというものがこの世になかった。個人のホームページは今よりずっと数が少なく、内容も充実していなかった。しかし、2008年の今は違う。英語圏には無数のブログがあって、毎日、人一人が一生かかっても読みきれないほど大量のエントリを世に送り出している。シリコンバレー周辺には頭がよくて技術があってしかも結構ヒマな技術者(あっちの技術者は9時-5時で帰れるので)がうじゃうじゃ生息している。彼らがブログを書いていないはずがない!

外国人とコミュニケーションするには英語力があったほうがいい。自然言語を操る能力は普通、聞く・話す・読む・書くの4つに大別される。インターネット時代に一番重要な能力はどれかといえば、私の個人的見解では「読む」「書く」だ。「聞く」「話す」は外国人の友達を作ろうとするときには、必須だ。しかし、ビジネスには必ずしも必要ではない。英語を話す人たちと会話するには、生身の人間をどこかで捕まえなければならないが、英語を読んだり書いたりするのは、ネットにアクセスすれば、直ぐにでもできる。しかもカネが一銭も掛からない。

実際のところ英語を RSS リーダを通じて定期的に読んでいる日本人は結構多いだろう。しかし、読むだけでは十分ではないと思う。それをネタに何かを「英語で」書くことによって、深く読んだ英語の内容も頭に入るし、英語で外国人に向けて自分の意思を表示することもできる。

英作文なんてとても無理だって?基本的に文法は滅茶苦茶でもいいんじゃないかと思う。どうせ自分のブログなので、誰に迷惑が掛かるわけでもない。それでも、毎日英語を読んで書いているうちに少しずつ自分の文章が洗練されていくのではないだろうか?基本的なスタイルは、お気に入りの英語のブログを RSS に登録しておいて、気に入ったエントリを引用して、それに突っ込みを入れると言う形が書きやすいだろう。突っ込みは、はじめは1文でもよい。慣れればだんだん突っ込みをうまくなっていくはずだ。

お気に入りの英語ブログを見つけるのは、とりあえず del.icio.usdigg あたりの英語圏ソーシャルブックマークサービスから始めたらどうだろうか?

と偉そうなことを書いてきたが、とりあえず私の英語ブログを紹介します。

From A Country Where The Sun Rises

内容はアレですが、突っ込みは歓迎。(打たれ弱いのでお手柔らかに) 本当は、こういう英語ブログをネイティブスピーカーが添削してくれるようなサービスがあるといいんだけどね。カネ払うよ。そうやって、自分の書いた文章を直してもらっていけば、しばらく続けると相当英語の文章が上手になるような気がする。