政治さえまともになれば、どんな国でも圧倒的に世界で独り勝ちできる
Kazu さんも、わかって書いている、釣り記事だとは思うんだけどさ。
金融日記:政治さえまともになれば日本は圧倒的にアジアで独り勝ちできる
その香港・シンガポールばりの経済の自由化が、どこの国もなかなかできないので、経済が伸び悩んでいるわけでね。優秀なのは日本人だけじゃない。世界に馬鹿にされているような貧しい国家の国民にだって、優秀な人たちはいっぱいいる。政治がグダグダだとそういう人たちの力を生かせないだけなのだ。かつて眠れる獅子と恐れられた中国が、20世紀前半には、欧米の帝国主義国や日本に完全に食い物にされてしまったのは、一人一人の中国人が無能だというより、効率的で強い政府を彼らがもてなかったからだ。政治のせいだ。
監督がアホだと選手がどんなに優秀でも勝てないサッカーみたいなものかね。まあ、サッカーの場合は、試合のルールを監督が変えることはできないけど、アホな政府は、国民の足を引っ張る方向に勝手にルールを変える(無意味な規制・保護貿易・増税・無駄な歳出)から余計にたちが悪い。
まあいいや。Kazu さんのいいたいことはよくわかるからあまりくさしても仕方ない。日本は政治がボトルネックだ。たぶん、それを変えるには、日本の実に多くの構成要素を変更しなければならない。私がいま悲観的なのは、おそらくそれは外からの力なしには変わらないだろう、と考えているからだ。
私は、むしろ、自分たちの政府を見捨てて、自らの力で豊かさをつかんだ華僑たちに学びたい。日本政府がこれからよくなる、という方向に賭けるのはやや危険だからだ。(もちろんよくなってほしいけどさ)日本列島が沈んでも、国際社会の隙間で、雑草のようにたくましく生き続ける日本人がもっと増えれば、日本文化の命脈を次世代に引き継ぐことができるんじゃないだろうか。
日本国内のことは、日本国内の人間に任せる。私は、日本の外で生きる日本人たちと協力して行きたい。もし機会が訪れれば、内外の日本人が協力し合う日も来るだろう。(いまの中国がそうであるように・・・)