USCPA 試験最終合格!!
今日、7月に受験した USCPA 試験全4科目の発表が終わり、BEC 83, AUD 85, FAR 92, REG 89 で全科目に合格した。最終合格である。ご声援をいただきました皆様、誠にありがとうございました!
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USCPA 試験の存在をはじめて知ったのは、去年、2009年の11月だった。「米国の公認会計士試験は日本人でも頑張れば手が届くらしい」と。思うところあって、IT の技術的な仕事よりむしろ、より経営者に近い立場で仕事をしたい考えるようになっていた私には渡りに船であった。財務諸表がどういう風に作られているかきちんと理解していれば、より深い読み方ができるだろうと。
2009年12月から勉強を始めた。ベトナムにいたから、周囲に USCPA 試験について詳しいひとがいるわけもなく、全くの手探りで勉強を始めなければならなかった。ネットだけが唯一の情報源だった。米国や日本から教科書を Amazon で購入した。最初の2ヶ月にはわけがわからなくて随分回り道をした。ようやく勉強法が確立してきたのは今年の4月くらいからだろうか。
とにかくがむしゃらにやった。仕事をすべて休んだので、時間はたっぷりあったが、一日8時間も勉強するとくたくたになった。平均で一日6時間くらいやっただろうか。総勉強時間は7ヶ月間・約1000時間。
合格点 75 に対し、平均 87 の高スコアで合格できた。結構ギリギリで合格する人が多い試験で、高得点を出してさぞかし勉強は簡単でラクだったろうとか思うかもしれないが、とんでもない。大学受験より、5倍くらい苦しかった。まずはまわりに勉強仲間がいないこと。日本でも米国でもない不便な発展途上国にいたこと。予備校に行かなかったため、何をどれくらいの加減でやればいいのか要領をつかむまでに多くの時間を無駄にしたこと。精神的に本当にきつかった。
一般論で言えば、この試験は予備校に行って準備したほうがいいと思う。私は Wiley という定番教科書で完全独学だった。独学は可能だが、非常に苦しく、効率が悪いのでお勧めはしない。(どうしても独学がすき、というならいいかもしれないが。私も実は独学が好きなタイプである)
とりあえず少し休んだら、早速次の展開を考えたい。いくつか腹案はあるが、かたまった段階で公開するつもりだ。