ブログへのコメントを Twitter で送ろう!

このはてなダイアリーで、私は以前はコメント欄を開放していた。だが、アクセス数が増えるにつれて、だんだんあまり質が高いとはいえないコメントが増えてきてしまった。それで最後はコメント欄を閉鎖することになった。

ブログのコメント欄は、トラックバック同様、徐々に時代遅れのものになりつつある。なぜなら、コメント欄には匿名でコメントを残すことができるため、どうしても非難中傷の類いが多くなってしまうのだ。匿名で何かが書けるという気安さゆえだろう。

それでもブログに対してコメントを残したい時もあるだろう。そのときのおすすめは、Twitter を使うことである。いまさら、私のブログを読むひとに Twitter の説明をする必要もないだろうが、一応しておく。Twitter は、140文字までの文章を投稿することができる、新しいタイプのブログである(ミニブログと呼ばれる)。ここから簡単にアカウントが作れる。Twitter に対して本名を知らせる必要はない。

Twitter でアカウントが作れたら、たとえば私に対しては、

@elm200 参考になりました。http://d.hatena.ne.jp/elm200/20111006/1317859221

という投稿(ツィートという)を(自分のアカウントに対して)行うのである。最初の "@elm200" は私のアカウントのことで、これが含まれているツィートを必ず私は読むことにしている。

もし、コメントが長ければ

@elm200 貴殿の http://d.hatena.ne.jp/elm200/20111006/1317859221
というエントリに対して、感想を書きました。http://foobar.com/xxx

みたいな感じで書いていただけると嬉しい。

私のエントリに対する感想を知りたければ Topsy あたりで URL を入力して検索をかけてもらえればいいと思う。Topsy は Twitter 上のつぶやきを検索できるサービスである。

私がこんな知っているひとには当たり前のようなことをわざわざ書いているかというと、ブログのコメント欄というのはいろいろもったいないと思うからだ。もったいないというのは、コメントを書く人にとって、という意味である。他人のブログにコメントを書けば、そのコメントはその他人のコンテンツに従属するものになってしまう。だが、感想を自分の Twitter に書けば、それは自分の手元に残る。残るどころか、蓄積していくと自分の資産となり、ネット上の存在価値を高めるのに役立つ(口幅ったくいえば、それがパーソナル・ブランディングである)。そして、これが一つの規律になって、あまり感情的で非建設的なコメントは残せなくなるのである。Twitter では過去の発言を確認するのが非常に容易なので、アホなことばかり言っていると、そういう人だと思われてしまうからだ。

私のブログエントリに Twitter を通じてコメントを残す簡単な方法は、エントリの一番したの「鳩マーク+ツィートする」というボタンをクリックして、適当にコメントを加えて投稿することだ。ちなみに、私の過去のツィートは、ここで読むことができる。もし気に入ればフォローしてみてください。