2011年アマゾンアソシエイト売上ランキング

当ブログサイトにおける2011年のアマゾンの売上決算およびランキングを発表する。

紹介料収入

  • 110,106円(正確には振り込まれた金額)

去年の9月以降の収入が大部分であった。ただし上の金額には本の紹介以外の部分も含んでいる。私が紹介するリンク経由でアマゾンを訪れた場合、一定の条件の下、本以外のものを買っても私に紹介料が入るためだ。

それでは20位から1位まで逆順に発表していく。

第20位 7冊

コトラーのマーケティング・コンセプト

コトラーのマーケティング・コンセプト


マーケティングの権威、コトラー先生の思想のエッセンス。
書評:なぜマーケティングは嫌われるのか?


第19位 7冊

仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書)

仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書)


筋力トレーニングの本でありながら、ビジネス書としても読める不思議な書。トレーニングに失敗する人の共通点(目的があいまい/目標が立てられない/計画性が低い/スケジュールに無理がある/情報にまどわされやすい)は、仕事でも同じかもしれない。
書評:「書評人ラジオ」始まりました!第1回出演レビュアは @koshian さん


第18位 8冊

プログラマのための論理パズル 難題を突破する論理思考トレーニング

プログラマのための論理パズル 難題を突破する論理思考トレーニング


この本の書評は書いていないけれども、おそらく、「Twitter 社採用面接受験記」あたりの関連で売れていると思われる。アマゾンの読者レビューを読むかぎり評判は非常に良い。


第17位 9冊

英語上達完全マップ―初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法

英語上達完全マップ―初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法


フィリピン留学では、原則マンツーマン授業。先生から与えられたカリキュラムで授業に臨むより、自ら学習計画を作るような能動性が求められる。そんなときにこの一冊が参考になるかもしれない。
書評:英語アレルギー治療の特効薬・フィリピン留学


第16位 10冊

やさしくくわしい中国語文法の基礎

やさしくくわしい中国語文法の基礎


中国語は漢字を使うので、日本人は何となく読めてしまう。実はそれが落とし穴で、多くの人たちが永遠に中級者を脱することができない。文法を学ばないと正確に意味を理解することができない。これは中国の文法を詳しくわかりやすく解説している良書。
書評:中国語をより正確に読むための文法書の決定版


第15位 14冊

XHTML&CSSデザイン |基本原則、これだけ。

XHTML&CSSデザイン |基本原則、これだけ。


これもプログラマー向けのウェブデザイン教本。本の見た目も内容もよく整理されていて美しい。「Webデザインとは、情報を整理してユーザーに提供するということ」という哲学に貫かれている。ウェブサービスを自力で作りたいプログラマー向けだ。
書評:ウェブデザインが苦手なプログラマーたちへ「XHML+CSSデザイン 基本原則、これだけ。」


第14位 15冊

20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ

20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ


ソーシャルネット界の魔術師 @HAL_J氏執筆の英語学習指南書。HAL_J さんは「ウェブ無料英語教材のキュレーター」という次世代の英語教師になりつつある。無料または安価で効果的な英語学習法が満載。彼の実際の経験に基づいているから信頼性は高い。
書評:書評「20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ」


第13位 15冊

これだけで聞ける・話せる UDA式30音でマスターする英会話

これだけで聞ける・話せる UDA式30音でマスターする英会話


日本人が間違えやすい30の英語の発音を徹底的に鍛えることで、ネイティブスピーカーに通じる英語を目指す。完璧な発音でなくても、要所をおさえるだけで、英語の発音は見違えるほどよくなる。
書評:英語上達の秘訣は発音練習にある


第12位 19冊

フィリピン「超」格安英語留学

フィリピン「超」格安英語留学


フィリピン留学の体験談風ガイドブック。実体験に基づいているので、胸に刺さるものがある。「英語弱者」であった著者が、英語でのコミュニケーション能力を手に入れるまでの軌跡が描かれている。
書評:英語アレルギー治療の特効薬・フィリピン留学


第11位 26冊

英文法のトリセツ?英語負け組を救う丁寧な取扱説明書 じっくり基礎編

英文法のトリセツ?英語負け組を救う丁寧な取扱説明書 じっくり基礎編


英語と不幸な出会い方をして、心に傷を抱えている人たちは数多い。中学英語レベルの基本でつまずいてしまったような人たちが癒される優しい文法書。
書評:英語アレルギー治療の特効薬・フィリピン留学


第10位 27冊

ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち

ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち


ギークを標榜するならとりあえず読んでおけ」的な一冊。著者のポール・グレアムは、哲学・コンピューターサイエンス・芸術に精通する強者である。彼の書くエッセイは非常に幅広く味わい深い。
書評:ベンチャー企業が富を作り出す理由


第9位 31冊

Cracking the Coding Interview: 150 Programming InterviewQuestions and Solutions

Cracking the Coding Interview: 150 Programming InterviewQuestions and Solutions


シリコンバレー式の技術面接には必携の一冊。どういう内容の面接が行われるか、どういう準備をすべきか。GoogleApple など米国西海岸の実際の面接風景も描写されていて興味深い。後半は、技術面接で出題される典型的な問題と解説が記述されている。
書評:Twitter 社採用面接受験記


第8位 36冊

ソーシャルゲームはなぜハマるのか ゲーミフィケーションが変える顧客満足

ソーシャルゲームはなぜハマるのか ゲーミフィケーションが変える顧客満足


いまはやりのソーシャルゲームがなぜ人を虜にするのか理論的に迫る力作。著者が自らケータイのソーシャルゲームを作る人なので、GREEDeNA の実例をあげて説明するくだりは説得力はある。ソーシャルゲームに関しては毀誉褒貶があるけれども、この「社会現象」を理解する上で有用な一冊。
書評:「ソーシャルゲームはなぜハマるのか」理解するための一冊


第7位 41冊

英文ビジネスレター&Eメールの正しい書き方

英文ビジネスレター&Eメールの正しい書き方


はじめて英語でフォーマルな手紙や電子メールを書かなければならなくなった人におすすめ。手紙やメールを通じて、英語の文章構成に関する考え方が学べる。
書評:仕事で英文メールを書く人が読むべき1冊


第6位 44冊

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)


日本人は学校で英語のアウトプット(話す・書く)の訓練をほとんど受けない。だから、難しい文章が読めても、英語で表現できない。この本では、ごく短い単純な日本文をひたすら英語に訳していくことで、「口から英語が突いて出る」状態を目指す。
書評:書評「20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ」


第5位 54冊

aとtheの底力 -- 冠詞で見えるネイティブスピーカーの世界

aとtheの底力 -- 冠詞で見えるネイティブスピーカーの世界


英語の中級者にお勧めしたい一冊。一見簡単に見えて実は一番難しい英語の冠詞(a, the) に関する諸問題に正面から取り組んでいる。この本をきちんと理解すれば、英語に対する見方がぐっと深くなり、英語上級者への道筋が見えてくる。
書評:書評「20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ」


第4位 59冊

ユーザーインタフェースデザインの基礎知識 ~プログラム設計からアプリケーションデザインまで~

ユーザーインタフェースデザインの基礎知識 ~プログラム設計からアプリケーションデザインまで~


プログラマーにこそおすすめしたい UI デザインの良書。特に色遣いに関して具体的なアドバイスをもらえる。
書評:書評「UIデザインの基礎知識」


第3位 60冊

新人OL、つぶれかけの会社をまかされる (青春新書PLAYBOOKS)

新人OL、つぶれかけの会社をまかされる (青春新書PLAYBOOKS)


マーケティングの基本がラノベ風の文章からさくっと学べる良書。だが著者は米国一流大学のMBA ホルダーで、理論はきちんとしている。基本は「顧客の視線で物事を考えよ」。
書評:新人OL、つぶれかけの会社をまかされる


第2位 64冊

日本人をやめる方法

日本人をやめる方法

日本の大企業での生活に絶望し、若くして米国へ渡り、オーストラリアで大学教授になった人物による書。日本的集団主義の陰湿さが克明に描かれている。悲しくなるのは、この本は実は20年前に書かれているということ。そのころとほとんど何も変わっていないように見えるのだから驚きだ。最近もこんな事件がありましたね…。なぜこういうことが起こるのか理解するのにおすすめ。
書評:日本人をやめる方法


第1位 102冊

プログラミングコンテストチャレンジブック

プログラミングコンテストチャレンジブック

2011年の秋に Twitter 社の採用面接を受けたときに読んだ本。かなり歯ごたえのあるアルゴリズム本。前半半分だけでもこなせれば相当力がつきそうだ。
書評:Twitter 社採用面接受験記

雑感

やはり英語学習本が圧倒的に強い。こういう英語学習本を買わないで済むくらいに日本人がみな英語が上手くなる日が早く来るといいなと思う。
あとはプログラミング・ウェブデザイン系の本も強い。私はやはりクラスター的には「英語/IT」な人間だと思われている、ということなのかもしれない。