魅力的な文章の書き方

文章を書いて、ブログに発表する。なるべく多くの人に読んでほしい。そこで魅力的な文章の書き方を考えてみた。

「広告コピーとは人を動かすため、モノを動かすためのコトバである」

魅力的な文章を考えるため、以下の名エントリを参照にした。

人を惹きつけ人を動かす文章を書く方法 初心者にもわかるコピーライター養成講座 〜言葉で世の中を動かそう

この中で、感動したのが、

広告コピーとは人を動かすため、モノを動かすためのコトバである

という広告コピーの定義だ。「人を動かす意志を持った言葉が広告コピー」とも言っている。

このエントリはダメなコピーとよいコピーをそれぞれ例としてあげている。

よくない例として、「言葉遊び系」「描写しているだけ」「うそが入っているコピー」をあげている。

言葉遊び: 心くすぐります。コショ、コショ。
描写しているだけ:セピア色の本
うそ: 前の持ち主の涙のあとが・・・

確かに、ピンとこないね。

それに対して、よい例では、「課題をあぶりだして、解決策として言葉を使う」。

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すごい!「古本を買って、それを使う」イメージがいきいきと浮かび上がってくる。

反省

ここで反省。私はいままでブログで文章を書いてきた。でも、そこに「人を動かす意志を持った言葉」があっただろうか。独り言にすぎなかったのじゃないだろうか。難しい言い回しとか、かっこいい言葉とか、そういうテクニックばかり考えてきたんじゃないか。でも、本当はそんなことは本質的じゃない。文章に「人を動かす意思」がなかったんだ。だから、文章が寝ぼけていて、おもしろくなかったんだ。

そうなると、問題は文章そのものじゃなくて、生き方の問題だよね。私自身が、人を動かす意志をもっていなかったのではないのか。このことは、また別のエントリで書くつもりだ。

テクニック少々

独り言じゃなくて「人を動かそう」と思ったら、まず、人にメッセージを受け取ってもらわなくちゃいけない。そのために必要なテクニックを考えてみた。

  • 一文をなるべく短く。
  • 連体修飾節を避ける。「私の大好きなその本は、裏道の古本屋にあった」という文で、「私の大好きな」は「その本」を修飾している。これが連体修飾節。これをやめて、「私には大好きな本がある。それは、裏道の古本屋にあった。」と2つの文にしてしまうわけ。
  • ブログの1エントリは1,200字程度に。(疲れずに一気に読むには、これくらいが適当かと)

でも大切なのはテクニックじゃなくてハートです

でも文章に一番必要なのは「何を伝えて、読者の心をどう動かしたいのか、という意志」だよね。それがあれば、自然にやさしい言葉で表現するようになるんじゃないかな。