2008-01-01から1年間の記事一覧

フィリピン人スチュワードとの会話

ブイヴィエン通りのベトナム料理屋で飯を食っていたら、東洋人がきれいな英語で話しかけてきた。30前後の物腰柔らかい美男子である。どこの国の人かと思ったらフィリピン人だった。フィリピン航空のスチュワードでいまは休暇でサイゴンにいるという。普段は…

貴族化した日本人

昨晩は、タムさんといろいろと話をした。タムさんは、明るい活発な性格の20代半ばの女性である。大学卒業後、現在は台湾系のオーディオ部品メーカーで事務の仕事をしている。この台湾メーカーは、ベトナムに工場があり、そこで生産した製品を日本のオーディ…

サイゴンの Wi-Fi 事情

ホーチミン市師範大学で勉強することに決めたつもりが、実際に、手続きのため事務員と話しているうちにだんだん不安がもたげてきた。彼女は、人はいいのだが、英語が上手でないので、話がうまく通じないのだ。先々のことを考えるとやや不安を感じて、ベトナ…

大学の Wifi 環境

結局、庶民的で地元の人とより多くふれあいの持てそうな、ホーチミン市師範大学で勉強することに決めた。で、大学に来て、留学生事務室を訪れるも係員は今日は不在。仕方なく、ロビーに下りてくると、無線 LAN の電波が拾えることに気づいた。セキュリティは…

グエンキム電器店

今夕は、ベンタイン市場からも程近い、63-65 Tran Hung Dao にあるグエンキム(Nguyen Kim)電器店を訪れた。これは、ヨドバシカメラを少し上品にしたような大きな家電量販店である。ここで私はベトナム語⇔英語の電子辞書(Kim Tu Dien GD-325V)を購入した。値…

サイゴン2日目

昨日は一日中ホテルを探して見つけることができなかったので、今度は作戦を変更する。まずベトナム語の学校を探す。午前中、訪れたのはホーチミン市人文社会科学大学。ここは、私の東京でのベトナム語の先生の出身大学である。ベトナム南部では、最高峰の文…

サイゴンの夜

今晩は、東京のベトナム語先生のハーさんの友人、ニャットさんと夕食に出かけた。午後7時、ニャットさんがホテルに現れた。長身のスラリとしたさわやかな青年である。彼は、タムさんという、かわいらしい女友達も連れてきていた。ハーさん、ニャットさん、タ…

ケンゴ君から学んだこと

ビーチリゾート、ニャチャンで会ったケンゴ君から学んだことを記しておく。彼が自由旅行にはまったのは、大学時代、ヒッチハイクで日本全国を回ったことがきっかけらしい。 「へえ、日本でそんなにヒッチハイクが簡単にできるの?」と聞くと、いたずらっぽい…

ファムグーラオ通りの夜

ファムグーラオ(Pham Ngu Lao)通りとヴイビエン通り(Vui Bien)に挟まれた一角は、ベトナムを代表する安宿街である。ちょうどタイ・バンコクのカオサン通りのような場所だ。私は、薄味のベトナム料理がやや飽きてきたころなので、ヴイビエン通りにある韓国料…

サイゴン一日目

今朝10時にホテルを一応チェックアウトして、より長期に滞在可能なホテルを探しはじめる。一泊20ドル以下で、無線 LAN が使える部屋を探したい。ファムグーラオ通りの近くのホテルをいろいろあたってみるが、どれもぱっとしない。安ければ、部屋がよくな…

サイゴン到着

今日も、田舎道を延々と走り続けるハードなバスの旅。朝、ダラットを出発して8時間後、ホーチミンシティ(サイゴン)に到着するやいなや、雷とともに滝のような雨に襲われる。バスは、ファングーラオ通りの安宿街で泊まり、客を吐き出した。今日泊まったホ…

ダラット到着

途中かなりの悪路に座席から放り出されそうになりながら、ダラットに到着。 標高1500メートルにある高原の避暑地だけあって、かなり涼しい。

ニャチャンからダラットへ

今朝のニャチャンも快晴である。湿度もさほど高くなく、実に快適である。今日は「ベトナムの軽井沢」高原都市ダラットへ向かう。 いまニャチャンのハンカフェという旅行会社のオフィスで、ダラット行きのバスを待っているのだが・・・。このオフィス、朝から…

快晴 のニャチャン

ニャチャンはベトナム屈指のビーチリゾート。浜辺で遊ぶ。今日は本当に最高の一日だ。ニャチャンのビーチ(写真)http://www.flickr.com/photos/26605052@N06/2950706711/

快晴のニャチャン(追記)

ニャチャンは、ベトナム屈指のビーチリゾートである。5キロにもわたって、美しい白浜が続く。私は、ここで出会った日本人青年ケンゴ君と、午前中2時間ほど、浜で遊んだ。波は思ったより高く、何度も足をすくわれて、海の中に放り込まれ。美しい砂浜に、人…

ニャチャン到着

昨晩乗った夜行バスはとんでもないバスだったが、なんとかニャチャンに到着することができた。 朝、ニャチャンで目が覚めると、雲間から美しい朝日が差し込んでいる! ノアの箱舟に乗っていた人が久しぶりに太陽を見たときのような希望に満ちた気持ちだった…

停電

ホイアンで、昨日と今日、2回停電があった。今日の停電は長く、昼に2時間くらい電気が止っていた。停電すると、私が宿泊するこのホテルでは、スタッフが、手際よく発電機をホテルの玄関口に持ちだして、スイッチを入れる。発電機が、うなり音を立てて動き…

洪水状態のホイアン

雨はいつまでたっても止みそうもない。私は、意を決して、雨をおしてホイアンの旧市街の観光に出かけることにした。雨合羽をホテルで借り、傘を差して出かけるものの、土砂降りの雨のなか、身体の隅々まですぐに水が入り込んでくる。道路はくるぶしまで水が…

ここホイアンは、昨日の午後到着したときから、激しい雨が降り続いている。ときどき止むときもあるのだが、必ずその数分後には再び激しい雨が突然襲い掛かるので、油断できない。とても外出できる状態ではなく、ホテルから一歩も外に出ることができない。や…

田舎道の風景

今日はフエから南に200キロくらいのところにあるホイアンへ移動する。朝8時半、ホテルにピックアップに来たバスに乗り込む。途中、雨が激しく降り出した。いま走っている道は海岸線沿いにベトナムの南北を縦貫する国道1号線である。だが、道は鄙びていて、…

ベトナム・インターネット事情その2

今晩泊まっているホテルでは、自分のパソコンを使って、無線 LAN で接続して、客室からインターネットを使える。しかもこの回線はかなり早い。ニコニコ動画程度であれば、余裕で見ることができる。ハノイのホテルの回線が絶望的に遅かったので、ベトナムのイ…

宮廷料理

今晩は、旧市街にあるティンザービエン(Tinh Gia Vien)というレストランで、宮廷料理を食べた。日本人の口に合う味でおいしかった。特徴は、野菜やフルーツなどのカットが凝っていること。この店、静かな住宅街の真ん中に、民家を改造して作られていて、最初…

アオザイ

ハノイではほとんど見なかったのだが、フエにきてアオザイ姿の女性をよく見かけるようになった。たぶん、その多くは女子学生だと思われる。ここベトナムでは学校によってはアオザイを女子学生の制服にしていることがあるらしい。アオザイ姿の女性は美しい。…

シクロ

今日は、ベトナムに来て初めてシクロ(人力車)に乗ってみた。ハノイでは、シクロは完全に観光用になっているが、フエでは見ると地元のおばあちゃんとかが、乗っているのが見える。旅行ガイドブックではトラブルが多いと書かれていたシクロであったが、意を…

すばらしい王宮

ベトナム最後の王朝阮(グェン)朝。フエは、阮朝の首都であった。その王朝は、現在は観光客へ一般公開されている。55,000ドン(344円)の入場料を払って中に入ると、ベトナムの喧騒とは完全に離れた静寂と安らぎの世界である。広大な王宮の敷地に、欧米人を…

フエ到着

朝、バスの中で目が覚めると、車窓の外には、ジャングルのような鬱蒼とした緑が広がっていた。まさにベトナム戦争の映画に出てくる風景そのものだ。アメリカはよくこんな国にきて戦争をしたものだ。アメリカ兵たちは、自分の故郷の風景とのあまりに違いに、…

ベトナムの写真

Flickr にベトナムの写真のごく一部を載せてみた。http://www.flickr.com/photos/26605052@N06/tags/vietnam/ベトナムの雰囲気が少しでも伝われば幸いである。

夜行バス

ハノイで、主に外国人をターゲットにした夜行寝台バスに乗り込んだ。幅40cmくらいの2段の寝台が、横に3列並んでいて、2段 x 3列 x 7行 = 42人ほどが寝たまま目的地に向かうことができるような構造である。日本にはないようだが、中国では普及していて、この…

ハノイ最後の夜

昨晩は、ホアンキエム湖畔にあるベトナム水上人形劇を見てきた。劇場は小さく古いが、風格があって味がある。人形劇は期待以上に楽しかった。水上で戯れる人形たちには、なんともいえない愛嬌がある。それにしても、入場料40,000ドン(250円)は安すぎはしな…

金儲けについて

ベトナムは、統計上、日本に比べると貧しい、ということになっている。円に換算すれば、ベトナム人の平均的な給料は、日本人の平均的な給料の数分の一という水準である。ハノイの裏路地では、野菜売りのおばさんが、どこからか仕入れてきた野菜を路上に無造…